第15回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて26名の参加がありました。

 


 日時:平成24年6月25日(月)18001900

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「鉄道廃止後の地域変化

 話題提供者:國定精豪(豊田都市交通研究所 主席研究員)

 参加者:26名

 話題提供資料のダウンロード(pdf)

 


最初に、司会役の豊田都市交通研究所三村泰広主任研究員が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の國定精豪主席研究員より、2004年に廃線となった豊田市の三河線(猿投〜西中金間)を事例として調査した結果を報告されました。調査は地域特性の異なる猿投、石野、足助の3地区で実施され、鉄道の廃止を問題と感じつつも、一部廃止代替バスのサービス水準の向上がみられたこともあり、今後のバス運行に期待を寄せていることなどが解説されました。

議論の場では「廃止前後で料金や運行本数などのサービス水準に変化はなかったのか」という意見や、「車いす利用者からすれば、当時の鉄道(レールバス)は乗車すらさせてもらえなかったので、バスへの改変はよかった。今後さらなる改善を期待したい」といった意見が出されました。また、「鉄道やバスなどの公共交通を必要とする人々の視点から考察があるとよりよい」といった意見や、「この成果をどのように活かしていくかを検討してもらえると良い」などといった意見も挙がりました。

今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!