第19回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて16名の参加がありました。

 


 日時:平成24年10月29日(月)180019:10

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「生活道路における速度抑制の新技術」

 話題提供者:小野剛史(豊田都市交通研究所主任研究員)

 参加者:18名

 話題提供資料のダウンロード(pdf)

 


最初に、司会役の豊田都市交通研究所加藤秀樹主任研究員が本日のテーマについて説明しました。

 


 つづいて、豊田都市交通研究所の小野剛史主任研究員より、生活道路の交通安全についての新たな技術で欧州を中心に研究がされている車両側から速度を抑制するシステムであるISA(Intelligent Speed Adaptation)についてわかりやすく解説いただいたのち、ドライビングシミュレータを用いたISAの効果について高齢者と非高齢者の視点から分析した結果について報告されました。議論の場では「若い人には、この様なシステムが必要だと思う」という意見や、「実車との違いが相当ありそうで、この様な評価はドライビングシミュレータでよいのか疑問が残る」といった意見が出されました。また、「研究の背景で提示した生活道路の事故について、スピードの出しすぎによる事故など、事故の詳細を分析して課題を明確にすると、研究の意義や深みが増すのでは」といった意見もありました。さらに終了後のアンケート調査からは「研究手法が難しいことがよくわかった。工夫して頑張ってもらいたい。」といった意見も挙がりました。 みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!