47回まちべんを開催しました!

 

●日時:平成27526日(月)18001900

場所:TTRI大会議室

テーマ:「自転車通勤を促進と安全の促進に向けたヒント」

話題提供者:樋口恵一(豊田都市交通研究所 主任研究員)

参加者:24

 

最初に、司会役の豊田都市交通研究所の三村が本日のテーマについて説明しました。続いて、豊田都市交通研究所の樋口主任研究員より、当研究所が実施した社会実験で得られた自転車通勤転換者のモチベーションや懸念事項、走行ルールの定着度合いなどが報告され、事業者が考慮しなければならない通勤管理のポイントについての解説がありました。

議論の場では、「自転車通勤をPRする際のポイント」に関する質問が挙がり、従業員に自転車通勤を促進する際には、自転車通勤を始めるキッカケとなっている健康増進が有効となりうること、事業者は駐車場などの通勤費などの抑制・従業員の健康管理などが展開のポイントとなることが解説されました。また、自転車通勤することによって健康保険費用が下がることなどを分析できると、事業所への展開のポイントになるのではとのコメントもありました。

さらに「速度や走行場所に対する考察」についての質問が挙がり、実証実験ではスポーツタイプの自転車に乗車している被験者は車道を走る傾向にあること、勾配や走りやすさを経験して自転車のルートを決定している傾向にあることなどが解説されました。

その他アンケートでは「自転車は本当に怖いです(徒歩・クルマからみて)。何らかの対策は待ったなしだと思います。」や「自転車をオートバイと同様に免許制にしたほうがよいと思う。」、「健康のために自転車通勤しよう!!となった場合、同じ30歳でも子どもの送迎がある人とない人では、なかなか立場が難しいと思われます。いろいろ配慮できるといいですね。」といったご意見をいただきました。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!