第79回まちべんを開催しました!
●日時:平成30年4月18日(水)18:00〜19:00
場所:豊田市役所元城庁舎西棟4階会議室
テーマ:「事故死ワーストワン返上と交通取締りのあり方を考える」
話題提供者:安藤 良輔氏(豊田都市交通研究所 主幹研究員)
参加者:20名
最初に、司会の楊主任研究員が本日のテーマについて説明しました。続いて、安藤主幹研究員より、交通事故死者数ワーストワンの愛知県の事故現状、交通取締りと交通事故の関係性、日本国内での取り締まりの現状、そして、IoT(Internet of Things)による交通管制が進展している中国深圳市の取組について紹介した上、日本の警察の数の不足及び車検切れ車両に対するIoTによる社会実験の現状からIoTによる交通管制を提案しました。
議論の場では、「愛知県では、交通事故による死亡者数が全国のワーストワンになる理由は何か。それを明らかにできると良い。一般市民へ情報提供を行い、死亡事故を更に削減できると思う。」、「車載機のドライブレコーダーの性能が良く、ヒヤリハットの情報収集による事故防止に非常に役立つが、今後、レコーダーの映像データを警察に提供し、交通取締りにも活用する可能性はどうか。」、「警察の交通取締りには場所を固定せず一時的なものが多いので、全ての道路利用者に対する取締りの公正性をどう確保できるか。」などの質問がありました。
また、「交通事故について理解できました。」、「事故死ワースト1返上は大事なテーマ。いろいろ考えさせられました。」、「ルールがある以上、それを守らせる仕組みづくりは必要だと思います。ITが活躍する領域と思います。」といった意見が挙がり、有意義な議論が展開されました。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!