第13回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて19名の参加がありました。

 


 日時:平成24年4月25日(水)18001900

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「電動アシスト自転車を使ったまちなか周遊の可能性

 話題提供者:安藤良輔(豊田都市交通研究所 主幹研究員)

 参加者:19

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最初に、司会役の豊田都市交通研究所小野剛史主任研究員が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の安藤良輔主幹研究員より、電動アシスト自転車についての基礎情報を整理したのち、ITS情報センター「みちナビとよた」で行われているレンタサイクル利用者のデータを活用し、電動アシスト自転車と一般自転車の走行評価からみた電動アシスト自転車のまちなか周遊に向けた可能性について説明がありました。分析の結果からは電動アシスト自転車利用者は坂道での走行距離が2倍ほど長くなっていたこと、高齢者の利用者は走行速度が2km/hほど速くなっていたことなどが報告されました。

議論の場では「利用料金が高いと走行距離も長くなるなど、両者に関係性があるのではないか」という意見や、「レンタサイクルの利用者データということであれば、自転車の特性を理解したリピータの場合の走行に特徴があるのではないか」といった意見が出されました。また、「利用層が高齢者であることが想定されるならば、遠出した際に壊れたといったような緊急時にも、何か保障してもらえるような仕組みも併せて整備されるとよい」といった意見や、「電動アシスト自転車をキーワードにしながら豊田の都市の形も考えていくことも重要なテーマだ」などといった意見も挙がりました。

 

今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!