第13回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて18名の参加がありました。

 


 日時:平成24年5月28日(月)18001900

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「プローブデータからみたヒヤリハット実態

 話題提供者:加藤秀樹(豊田都市交通研究所 主任研究員)

 参加者:18


最初に、司会役の豊田都市交通研究所樋口恵一研究員が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の加藤秀樹主任研究員より、プローブデータの説明や東日本大震災時の活用例などを紹介したのち、豊田市エコドライブ推進プロジェクトのデータを活用し、実事故と急加減速が発生している箇所の関連性について分析した結果について報告されました。分析の結果から個人ごとに危険と判断される「通常と異なる加速度」の値は異なると考え、危険箇所を抽出する手法が有効であることなどが解説されました。

議論の場では「エコドライブを前提とするデータであるという点を考慮した分析が必要ではないか」という意見や、「生活道路と幹線道路のデータは分けて考えたほうが良いのではないか」といった意見が出されました。また、「生活道路の方が危険を感じる回数が多い気がするがそのようなことがこのデータから見えてくるとよい」といった意見や、「抽出率と検出率の概念がややわかりづらいように感じるので、市民にもわかりやすいよう工夫すると政策にも活きてくるのではないか」などといった意見も挙がりました。

今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!