第20回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて18名の参加がありました。

 


 日時:平成24年11月26日(月)180019:10

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「交通環境問題の現在、過去、未来」

 話題提供者:加藤秀樹(豊田都市交通研究所主任研究員)

 参加者:18名

 話題提供資料のダウンロード(pdf)

 


最初に、司会役の豊田都市交通研究所安藤良輔研究部長が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の加藤秀樹主任研究員より、自動車を主因とする過去の課題と解決やCO2排出量削減や電気自動車の普及といった現在の課題、さらにはまちづくりを踏まえた将来の課題について解説がありました。
議論の場では「その他の公害問題の歴史的経緯などにも触れて話されるとより理解が進んでよいと思う」という意見や、「電気自動車は切り札としてどの程度意義を持つものなのか、説明を受けて理解が得られた」といった意見が出されました。また、「電気自動車の普及にはスタンドの設置など多くの課題があるので、使い方も含めて議論を積み重ねることが重要だ」といった意見もありました。またその他にも、「電気自動車の排気がないというメリットは特に市街地などで意味を持ちそうなことを市民に理解してもらうことも重要かもしれない」「CO2以外にもコスト面でのライフサイクルアセスメントを行うことが利用者側の意識に訴える点で有効だ」といった意見もありました。
さらに終了後のアンケート調査からは「個人が自動車を持って動きまわるという前提の社会ではCO2問題の解決は難しいように思えた」といった意見や「時流を反映してか活発な意見・アイデアがありなるほどなぁと感じた」といった意見も挙がりました。
みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!