39回まちべんを開催しました!

 

●日時:平成26825日(月)18001900

場所:豊田都市交通研究所 大会議室

テーマ:「豊田エコ交通月間のご紹介」

話題提供者:柵木明夫(豊田都市交通研究所 主席研究員)

参加者:17

 

最初に、司会役の豊田都市交通研究所 研究員の樋口恵一が本日のテーマについて説明しました。つづいて、豊田都市交通研究所の柵木明夫 主席研究員より、豊田エコ交通月間について報告がありました。

報告では、本年916日〜1013日に開催が予定されるエコ交通月間について、昨年度の課題を振り返りながら本年度の取り組み内容について報告し、主に参加登録方法や告知内容などに関するご意見を伺いました。

 議論の場では、「自動車の代替手段の有無別で参加状況に差が出てくる可能性があるため、鉄道駅やバス停からの距離など会員事業所の立地状況を分析し、鉄道駅周辺の企業に周知する方法が良いのではないか」といったご意見や、「道路や駐車場など、車を利用している方に周知できる場所に横断幕やポスターを掲示すべき」など、エコ交通月間を周知する対象者に関するご意見が聞かれました。また、「『実績報告』などの用語が固く、敷居が高い印象を与えてしまう」ことや「抽選する商品のリストを掲載して魅力を伝えるべき」などチラシの構成に関するご意見、「再生紙などを利用して大々的にビラを配ったり、自治会と協力して回覧板に載せるなど日頃から市民に意識してもらえるような対策が必要ではないか」など市民の方が簡単に参加できるような雰囲気作りと改善の必要性についてご意見が挙がりました。

 また、「エコ交通の目的や内容が分かりにくいため、定着化に向けて訴える視点や内容を明確にすべき」、「エコ交通に貢献している『ハイブリット車や電気自動車などを利用している個人や企業』、『公共交通利用者』などにも参加を呼び掛けるとともに、今後、その様な方々へのインセンティブや貢献度合いなどを表彰する仕組みを検討しても良いのでないか。」など、活動そのものを市民に定着させるための方法に関するご意見や、「事務局が本気にならないと周りもついてこないため、参加者拡大のカギを握っているのは事務局の本気度である」といったご意見も頂きました。

その他、頂いたアンケートでは「エコ交通と言うとクルマの移動から公共交通に代替するイメージが強いが、代替できない人のために「何がエコドライブ」で「こんな小さな事でも参画できる」というハードルを下げても良いのでは。」、「根付くまで時間がかかると思いますが、エコ交通の推進を続けて下さい。」、という意見も頂きました。

 

ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

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