第58回まちべんを開催しました!
●日時:平成28年5月25日(水)18:00〜19:00
場所:TTRI大会議室
テーマ:「豊田市における四輪車相互事故の特性」
話題提供者:楊 甲 氏(豊田都市交通研究所 研究員)
参加者:20名
最初に、司会役の豊田都市交通研究所の西堀主席研究員が本日のテーマについて説明しました。続いて、豊田都市交通研究所の楊
研究員より『豊田市における四輪車相互事故の特性』と題し、豊田市で発生した人身事故データに基づいてドライバーの負傷に繋がる要因分析を行った結果の報告がありました。
議論の場では、全国的な事故の傾向や天候に関する事故割合の集計方法、速度の影響度合いに関する質疑応答がありました。また、ドライバーの負傷程度へ影響する要因として明らかとなった年齢層(若者・高齢者より一般年齢層の負傷程度が高くなる)について、一般論との乖離から理解しにくい結果になっているなどのコメントが挙がりました。今後は事故に関する基礎集計の要因分析を含め、頂戴したご意見を踏まえて事故分析を深化させていきます。
またアンケートでは「事故がよくまとまっていて理解しやすい内容でした。運転者以外の、助手席や2列目・3列目、車イスで乗車している人が事故でどの程度の負傷をしているかもわかるといいなと思いました。」や「豊田市内で四輪車相互事故の割合が増加しているのは意外でした。」といったご意見をいただきました。
ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!