西堀主席研究員らの論文が公開されました

当研究所の西堀主席研究員らがまとめた、高齢運転者に対する警報型後付け安全運転支援装置の効果に関する論文が、自動車技術会論文集に登載され、日本最大級の科学技術情報プラットフォームである「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)で2020年5月25日に公開されましたのでお知らせします。

【公表論文】
西堀泰英, 楊甲, 松尾幸二郎, 樋口恵一, 三村泰広, 安藤良輔:警報型後付け安全装置による高齢運転者の運転行動変化,自動車技術会論文集,51巻,3号,2020.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaeronbun/51/3/51_20204260/_article/-char/ja/

【論文の要旨】
多くの車種に取り付け可能な警報型後付け安全装置(以下、装置)は、高齢運転者への交通安全対策のひとつになる可能性があります。本研究は、高齢運転者の車両に装置を取り付け、12人の警報開始前後の運転行動変化を分析しました。その結果、警報により高齢運転者の運転行動を変える効果(急減速回数の削減等)が確認できました。